最近思うことがあってふとこの記事を書いています。
現代のサラリーマンは悪い言い方かもしれませんが、
奴隷なのではないかと思っています。
その理由と今後の考え方について僕なりに考察していきます。
サラリーマンがおさえておきたい重要なポイントと投資の重要性
①サラリーマンの宿命
日本的雇用システムは奴隷制度に通じるところがありませんか?
サラリーマンは現代の奴隷といいかえても良い
日本的雇用システムの特徴は下記の通り
- 勤務内容を選ぶことが出来ない(会社の都合次第)
- 勤務地を選ぶことが出来ない(転勤や配属先)
- 勤務時間を自分の好きな時間に設定できない(三六協定)
これはサラリーマンからすれば実に不都合な事実だが
ほとんどのサラリーマンはそれが当たり前だと思い込んでしまい社畜(奴隷)と化している
日本には終身雇用制なんて物があるが、人間を管理するのは常に会社側で
「職務内容」「勤務地」「労働時間」まで全て支配されている。
つまり、サラリーマンの人生は全て会社に握られていると言っても過言ではない
日本的終身雇用制度では人間を(奴隷として)管理するのは常に会社側であり
雇用管理はなんと「職務内容」「勤務地」「労働時間」にまで及ぶ。
「サラリーマン(奴隷)の人生キャリア設計はすべてを会社が握っている」と
言っても過言ではないだろうか?
職務を決めたのは会社側であるから、仕事の成果に関わらず雇用と一定の処遇は確保する。
ここは非常に重要で、これが終身雇用の本質だ。ちなみに奴隷もまた終身雇用である。
②内部労働市場制度
日本の大企業は入社後のキャリア形成はほぼ企業に任せてしまうコミット制である。
人生設計を会社任せにしているといっても過言ではないだろう。コミット制といえば聞こえはいいが、
要するに奴隷である。企業間の流動性が世界各国と比べ圧倒的に乏しい日本市場においては、優秀な労働力は企業内部に求めるしかない。
すなわち、新卒一括採用システムによって採用された優秀な人材の中に適任者がいないかどうか内部の労働市場を探すのである。
日本の大手企業がいわゆる一流大学の学生以外を採用しないことがあるのは、「内部労働市場制度」を用いているからに他ならない。
「内部労働制」をとっている会社では「職務内容」「勤務地」「労働時間」についての裁量権は、個人にはない。ある日突然、
「新潟支店に人が足りない。君は企画部のエースだ。きっとうまくやれるはずだ。支店長として新潟に行ってもらいたい。」と人事部から言われれば、学術部員でも突如営業に「職務内容」を変えられ、単身赴任をすることになり「勤務地」を変えられ、それに伴い半強制的に「労働時間」までが変わってしまうことがあり得る。
というかそれが普通だ。全然「職務内容」を知らない「労務課」の課長が突然「課税課」の課長になるということが頻繁に起こるのは日本だけだ。
③終身雇用制度のメリットとデメリット
終身雇用制度のメリットはなんといっても雇用の安定感だ。
公務員や大企業の社員など、
終身雇用制度に守られている人は抜群の安定感を持つ。その一方でデメリットとしては、
極度な長時間労働になることがあげられる。ちなみに奴隷最大のメリットも雇用の安定感であり、
デメリットは長時間労働である。
④残業しないと仕事が終わらない仕組み
終身雇用を維持するためには莫大なコストがかかる。それ故、簡単に人を雇うことはできない。
通常顧客の要望に合わせた突発的な業務は「時間外労働」を科すことによって乗り切る。
長時間労働でのりきる方式をとっているのは私が知る限り、基本的には日本だけだ。
調べた限りにおいて欧州の先進国では基本的に残業はない。たとえばドイツでは需要拡大時には、
顧客を待たせる。需要が拡大した場合、サービスも納期も遅らせて顧客を待たせる。
仮に不景気に陥ったとしても元々不景気な時をベースにしてシステム設計をしているため、クビになることはない。
アメリカでは需要拡大期には顧客増加にあわせてすかさず人員を増やして対応し、値上げを行う。
その一方で不景気になれば好景気時に増やした人員は即刻クビにして会社は利益を確保する。
日本においては顧客満足度と終身雇用の維持が大切なので、長時間労働が恒常化しやすい。
近年、比較的小人数の人員のみを採用してアウトソーシングをする方式をとる会社が増えてきているが、
非正規社員数が4割に達し、「契約社員」「派遣社員」といった不安定なポジションの人を多数生み出し、
これはこれでまた別の大きな問題を抱えている。
⑤有能な人よりも無能な頑張り屋が評価される
日本企業では基本的にプロフェッショナル能力はアメリカほどは求められない。
いろんなポジションに配置するため、プロフェッショナル、スペシャリストといった人材よりもゼネラリストが求められる。
それ故、つまらない仕事を完璧にこなす人への評価が高い。職務内容を決めて任命したのは会社のほうなので、
成果に関わらず頑張りを評価する。賃金は大概「職能給」×「成果」+勤続年数で決まる。そもそも論だが、「職能給」(職能資格制度)というものは、
「潜在能力」
「勤務態度」
などといった、能力とはあまり関係ない内容で人を評価する制度である。
「誠実そうな人柄」「潜在能力」「勤務態度」というのは、実にあいまい。発揮されている成果ではないので、例えば社内の有力者が
「彼はすごい。真面目だし潜在能力は計り知れない。」
といえば、さしたる成果がなくとも課長、マネージャーに昇格することがあり得る。
多分に「ハロー効果(後光)」が働くため、多くの人が能力を見抜くことが出来ない。
創業者一族、二代目社長といったものにも多大なハロー効果が働く。
⑥無能で間抜けな上司
無能で間抜けな上司ほど、残念なことにつまらない仕事を完璧にこなす人を評価する。
仕事ができて、能力や知見が高い人が評価されるとは限らないのだ。
たとえば、要領の良い人が通常8時間かかる仕事を30分で終えたとする。
しかし、終わったからと言ってすぐに家に帰ることは日本型企業においては絶対に許されない。
なぜならば原則として労働時間を自分の裁量で決めることができないからだ。
まだ仕事が終わらない人がいれば、手伝わなければならないし、
仕事が遅い人を手伝わなければ、「チームのムードを悪化させる問題児」として危険視される。
日本の中間管理職、いわゆる無能なチームリーダー、マネージャー、課長は著しくマネジメント能力が欠如しており、
有能で処理能力が高い人材よりも、つまらない仕事を完璧にこなす人を評価してしまうのだ。
これは奴隷も同じでありどんどん仕事をこなす奴隷はほかのできない奴隷の仕事を手伝う必要に追われる。
決して自分の仕事が終わったのでサッサと就寝できるということはない。
⑦現代の奴隷から脱出する方法
これはもう投資しかない。サラリーマンが奴隷と最も違う点は「給料」とよばれるお金が一応支払われる点だ。
この「給料」は労働力をお金に変えたものであり、本来簡単に消費してしまってよいものではない。
一生懸命働いて稼いだお金は尊い
100円は100円、1万円は1万円、金に貴賤はない
どちらも真実だと思う。だがしかしやはり一生懸命働いて稼いだお金は尊いと私は思う。なぜなら命を削って得たお金だから。
お金で株を買うこと=資本家側(経営陣側)の権利を買うこと
にほかならない。奴隷から抜け出す唯一の方法は、自分が経営陣側にまわることである。
幸か不幸か?形、質は異なれども投資に目覚めた人は皆うすうす気づいているのだ。
「自分が奴隷とどう違うのか?」と。
「奨学金」「住宅ローン」といった借金に縛られ働いている「サラリーマン」と「奴隷」はどこが違うのか・・・?と。
そして給料(勤労所得)を上回る不労所得を得たとき、奴隷から解放されることに気づく。
無論わかる。
名誉のある仕事をしている
俺は仕事を楽しんでいる
俺は自由にやっている
仕事をさせてくれ
しかし、職がなくなり、衣食住にこまった奴隷も上記と同じことをいっていたことをお忘れなく・・・・。
あなたはいったいこの不都合な事実にいつ気づいたか?
おそらく気づく時期が早ければ早いほど今後の役に立つでしょう。
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